top of page

 美しい四季に恵まれた温暖な日本には、昔から代々伝わってきた年中行事があります。

 新年には年神様と祖霊を迎え鏡餅をお供えし、春には豊作を祈ってお花見をします。秋には収穫を感謝してお月見をし、薄や団子を供えます。 

 このように二千年以上もずっと日本人の暮らしの中に根づいてきた年中行事も、年月が経つにつれ、本来の意味が忘れられ、形だけが残っていることも多いようです。 慌ただしい日々だからこそもう一度行事の意味を考えて、自然の節目、人生の節目に季節を感じて感謝の心と向き合いたいと思います。

 ゆずり葉は、新芽が出てから古い葉が落ちる様子が、若葉に古葉が代を譲るように見えるため、名付けられたそうです。 「室礼研究会・ゆずり葉」は、ゆずり葉のように、次の世代にこの美しい日本の文化を伝えて、若い人たちに代を譲りたいと思っております

bottom of page